「フッ素加工のフライパン、また買い替えか…」そんなため息をついたことはありませんか。
コーティングの劣化で1〜2年ごとに買い替えるループに少し疲れてきたころ、ふとフッ素加工の安全性が気になって調べたことがありました。
結論としては、普通に使っていれば問題ないとのことで一安心。
でも、そこで一度立ち止まったのをきっかけに、前からなんとなく憧れていた鉄のフライパンをついに試してみることにしたのです。

🍳 まずは憧れの鉄フライパンへ|リバーライト極・26cm
選んだのは、鉄フライパンの入門としてよく名前が挙がる、RIVER LIGHT(リバーライト)の極シリーズ・26cm。

届いてまず行ったのが、「油ならし」という作業です。
これは使い始めに一度だけ行う工程で、フライパンを長く使うため、また食材をこびりつきにくくするために必要なものです。
油ならしの手順
- 中性洗剤でフライパンを洗い、水気を拭き取って火にかけ、水分を完全に飛ばす
- フライパンの1/3が浸るくらいの食用油を入れる
- 弱火で5分ほど加熱し、煙が立ち始めたら火を止めてオイルポットなどに油を移す
- フライパンに残った油をキッチンペーパーで全面に擦り込むように伸ばす
そして毎回の調理前に行うのが「油返し」。
フライパンの表面温度を均一にして、焦げつきやこびりつきを防ぐための作業です。
油返しの手順
- 底面を覆うくらいの食用油を注ぎ、弱火で5分温める
- 煙が立ち始めたら火を止め、油をオイルポットなどに移す
- フライパンに残った油をキッチンペーパーで全体に擦り込むように伸ばす
やることはほぼ同じで、違うのは油の量と、毎回行うという点です。
鉄のフライパンへの憧れはあっても、とっつきにくいと感じる理由がここにありますよね。
私も数ヶ月はきちんとやっていました。
最初は面倒に思っても、そのうち慣れてなんとも思わなくなります。
そして今では、使う前にフライパンをよく温めて、油をひいて調理するだけ。
それでもこびりつくことはなくなりました。
これが、フライパンが「育った」という状態なのかな、と思っています。

洗い方も、やってみると想像以上に楽でした。
鉄のフライパンは洗剤を使わず、たわしとお湯で洗うだけ。
洗剤をつけてスポンジで洗って流して…という工程が、たわしでさっと洗うだけになる。
この差が思いのほか大きくて、後片付けがぐんと楽になりました。
見た目も気に入っています。焼く部分は鉄で黒く、持ち手は木。
シンプルで道具らしい佇まいがあって、キッチンに置いてあるだけで気分が上がります。
🍳 サイズの盲点に気づいて買い足した|ジオ・プロダクト・25cm
リバーライトを使いはじめてしばらくして、量が多い時に「ちょっと入りきらないな」と感じることが出てきました。
もともと大きい方のフライパンの買い替えのつもりで購入したのに、なぜか小さく感じる。
サイズは確認して買ったはずなのに…と不思議に思っていたのですが、理由がわかりました。
フライパンのサイズ表記は、通常「上部の直径」を指しています。
でも実際に食材を受け止めるのは「底面」。
そこが、フライパンの形によって全然違うんです。
- リバーライト26cm:底面直径17.5cm(下から上に向かって広がるテーパー形状)
- ジオ・プロダクト25cm:底面直径約22cm(下からまっすぐ立ち上がるストレート形状)
表記サイズはリバーライトの方が大きいのに、実際に使える底面はジオ・プロダクトの方がずっと広い。
これは完全に盲点でした。


「本来買いたかったサイズ感」を求めて買い足したのがジオ・プロダクトです。

どうせなら違うタイプも試してみたくて、ステンレス製にしました。
ジオ・プロダクトは、油返しなどの作業は不要。
予熱をしっかりすることが、こびりつかずに調理するコツです。
持ち手も含めてオールステンレスで、ピカピカと輝いていて本当に美しい。

オシャレな調理道具って、それだけで料理のモチベーションが上がりますよね。
🍳 2本を使ってみて
今の使い分けはシンプルで、リバーライトがメイン、量が多くて入りきらない時だけジオ・プロダクトが登場、という感じです。
ついリバーライトに手が伸びる理由のひとつは、重さかもしれません。
リバーライトが約950g、ジオ・プロダクトが約1920gと、倍近く違います。
我が家はIHなのでフライパンを振ることはないのですが、出し入れする時や洗う時に、その差を感じます。
買い替えループから卒業して
フッ素加工のフライパンは、こびりつかなくてストレスがないのが魅力。
でも、コーティングは必ず劣化して、1〜2年ごとに買い替えが必要になります。
その買い替えループに、だんだん面倒さを感じるようになっていました。
鉄やステンレスは、正しく使えば一生使い続けることができます。
最初の価格は少し張りますが、長い目で見ればコスパは抜群。
そして何より、使い込むほど馴染んでいく道具の感覚が、フッ素加工にはなかった良さだと感じています。
鉄のフライパンへの憧れはあるけれど、なんとなくとっつきにくいと感じている方の参考になれば嬉しいです。


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